みなさんこんにちは、夏みかんです!
突然ですが、この記事を読もうとされているみなさんは、「第4回ドイツ語入門」をご覧いただけましたでしょうか?今回解説する動詞の現在人称変化は、前回解説した「人称代名詞」と深い関係があります!
もしまだ見ていないという方は、こちらのリンクから勉強してから見ていただくと、より一層理解がしやすいと思います!
もちろん見ていなくても理解ができるように、ところどころ大まかな解説をしていきますので安心してご覧ください!
それではさっそく動詞の現在人称変化について見ていきましょう!
ドイツ語学習の1つ目の難関だからがんばろー!
動詞の現在人称変化とは
動詞の現在人称変化は、前回解説した人称代名詞によって変化が決まります。
この代名詞によって文章中の動詞(不定詞)の形が変わります。
kommenという動詞(不定詞)を例にみていきましょう!
このように主語によって変化をする動詞を定形といいます。
この活用を覚える際、私の大学の先生は敬称の2人称を除き、「エストテンテン(e st t en t en)」というリズムで覚えるといいと話されていました!
人称変化の種類
人称変化の中にも種類があり、先ほど紹介したもの以外にも注意をしなければならないものがあります。
それが「語幹がd/tで終わる動詞」と「語幹がs/ss/tz/z/ßで終わる動詞」、その他には「sein」「haben」です!
次はそれら例外についてみていきましょう!
語幹がd/tで終わる動詞
動詞(不定詞)の語幹がd/tで終わる場合、語幹は以下の図のように変化します。
ここでは動詞wartenを例にみていきましょう!
kommenと比べると、単数親称2人称の語尾がest、3人称がet、複数の親称2人称もetになっていることがわかります。
語幹がs/ss/tz/z/ßで終わる動詞
動詞(不定詞)の語幹がs/ss/tz/z/ßで終わる場合、語幹は以下の図のように変化します。
ここでは動詞reisenを例にみていきましょう!
こちらも先ほどのようにkommenと比べると、単数親称2人称の語尾がt、複数の親称2人称もetになっていることがわかります。
sein
そもそもseinとは何だと思われると思うので少し解説をすると、seinは英語でいうところのbe動詞に該当するものです。
seinの場合、先ほどまでと同じように語尾が変化するのではなく単語全体が変化します。
これを覚える際には暗記しかないかつ嫌というほど使うことになるので、頑張って覚えましょう!
haben
habenは持っているという意味で使う動詞、そして時制の助動詞として完了を表す際に使用します。
こちらもseinと同じように全体が変化します。
こちらはseinほど極端な変化はありませんが、その分余計に暗記が難しいです。気合で覚えましょう。
まとめ
現在人称変化に関しては人称代名詞との関りが密接なので、この2点をまずはマスターするようにしましょう!
英語でも動詞の変化はあるのでイメージはつきやすいと思いますが、そちらと混同しないように注意して学習をしていきましょう!
次回は一旦ここまでの学習を確認するための総復習とテストについて書こうと思うので、よろしければご覧ください!
それではまた次回!
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