第2回 ドイツ語入門 【母音】

みなさんこんにちは、夏みかんです！

今回はドイツ語を発音する上で欠かせない「母音」の種類と発音の仕方について書いていこうと思います。

それではさっそくいきましょう！

ドイツ語の母音の種類

ドイツ語では「a,e,i,o,u」と前回学習したウムラウト(変母音)の「ä,ö,ü」を合わせた8つが基本の母音として存在しています。

しかし、これだけで完結はせず、母音を組み合わせるものがあります。

それが二重母音(複母音)です！

日本語でも「アイ、アウ、アオ、オイ、オウやアエ、ウエ、ウイ、オエ」などがありますがドイツ語ではどうでしょうか。

ではここからは母音と二重母音について解説していきます！

基本の母音

母音の短長

ドイツ語の母音にはアクセントに長短があり、「長母音」「短母音」と呼びます。

それらを意識することで単語や文章の発音は上達していきます。

長母音

母音が長母音になるにはルールがあり、それが

・1つの単語の中で、最初にアクセントがある母音の後ろに子音が１つ、もしくは子音がない場合

・同じ母音が連続する場合

・母音の後ろに「ｈ」が来る場合は、母音を伸ばして発音し、「ｈ」は発音しない。

というものです。

ドイツ語を発音するときに母音と子音の組み合わせはとても重要になるので少しずつルールを覚えていきましょう！

アクセントの母音の後ろに子音が1つ、もしくは子音がない

Braten(焼肉)	ブラーテン
Thema(テーマ)	ティーマ

同じ母音の連続

Tee(お茶)	テー
See(海)	ゼ―

母音＋h

Bahn(鉄道)	バーン
Kohl(キャベツ)	コール

短母音

長母音にルールがあるように、短母音にもルールがあります。

・最初の母音の後ろに子音が2つ以上ある場合
・母音の後ろにｍ/ｎ/ｓ/tなどの同じ子音が連続している場合

子音が2つ以上

Mantel(コート)	マンテル
trinken(飲む)	トゥリンケン

ｍ/ｎ/ｓ/tの連続

essen(食べる)	エッセン
Tasse(カップ)	タッセ

母音の組み合わせ【二重母音(複母音)】

二重母音(複母音)「ei,eu,ie,äu」等は2つの母音の組み合わせですが、発音するときは1つの母音として発音します。

種類は発音によって以下の3つに分けることができます。

ei	アイ
eu・äu	オイ
ie	イー

これら二重母音を使う単語は以下のようなものがあります。

Eis(アイス)	アイス
Bein(脚)	バイン
heute(今日)	ホォイテ
träumen(夢をみる)	トロィメン
Fiber(熱)	フィーバー
Liebe(愛)	リーベ―

まとめ

今回はドイツ語の母音と二重母音についてまとめてみました。

普段日本語を使う私たちが新たに言語を学ぶときには、その言語のルールをしっかりと身につけることが上達の近道だと思っています！

次回は「子音」について書かせていただくので、よろしければご覧ください！